動画配信サービスはいろいろな特徴のものがあり、数えると20以上のサービスがあります。
そんなに多いと選べない!どうしたらいい? そんなあなたもカンタンに選べるポイントを5つお伝えしますね。5つのポイントのうち「自分にとって大事なのはなんだろう?」と思いながら読んでいただくと、選び方のコツがつかめるはずです。
コンテンツ(タイトル)数とその内訳
いくら無料や安いサービスであっても、みたいものがなければ、その動画配信サービスに加入する意味はありませんよね。
なので、コンテンツ数は最も大事なポイントと言えます。
ただ注意が必要なのは、「多ければいい」というわけでもない、ということ。
全体のコンテンツ数は多いけれど見放題では見られず、一本ごとに料金がかかる作品が多い、というサービスや、カラオケやミュージックビデオなども含まれるサービスもあります。
なので「自分が見たいジャンル」のコンテンツ数はどれくらいあるのか?
見放題で見られるコンテンツ数はどれくらいあるのか?
を意識してみるといいでしょう。
それぞれのサービスは登録していなくても、どんな作品、コンテンツがあるのかを公開していますし、検索機能もたいていのサービスでは用意されています。気になる動画配信サービスがあれば、好きなコンテンツのタイトルや声優名で検索してみると、「私の見たい」コンテンツの充実度をザックリとでも知ることができます。
料金と支払い方法
料金体系
動画配信サービスの料金パターンは、たいてい次のうちのどれかに分類できます。
一本ごとの個別課金
月額料金のみ
月額料金 + 1本ごとの別料金がかかる(レンタルまたは購入)
月額料金 + 1本ごとの別料金がかかる(レンタルまたは購入)がポイントが付与され、このポイントでコンテンツを購入することで実質的に追加料金が不要になる
月額料金は440円(税込)から2000円程度の間に収まるものがほとんどです。
1本ごとにかかる金額はアニメの1話であればだいたい200円程度、劇場版アニメや新作映画などは440円(税込)から500円程度、が一般的な価格水準です。
いくら見放題でも、コンテンツを見る時間がなければもったいないですし、逆に見る時間がたっぷり取れるのであれば、少し高い月額料金でも十分満足できる(元が取れる)場合もあります。
1ヶ月の間にどれくらいの時間見られるかな?というのと合わせて料金を検討するようにしましょう。
支払方法
動画配信サービスの料金の支払い方法の代表的なものはクレジットカード、デビットカード、PayPal、キャリア決済(ドコモケータイ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いなどの携帯電話の支払いと一緒に支払う)、プリペイドカードなどです。
サービスによってはクレジットカードのみ受け付け、という場合もあります。クレジットカードを持っていない、または使いたくない、といった場合は「キャリア決済」や全国のコンビニで支払える「プリペイドカード」が使える動画配信サービスを選びましょう。
画質と対応デバイス
せっかくアニメや映画・ドラマを楽しむのなら、きれいな絵でみたい、誰しも思うことだと思います。特にアニメには制作会社ごとの特徴が強く出る作品も多く、アニメファンの中には作画にとても注目している方も多くいらっしゃいますよね。
なので、画質も大切なポイントの1つです。
動画配信サービスの画質は、高画質なものから順に、4K(2160p)、フルHD(1080p)、HD(720p)、SD(480p)の4種類があり、目安でいうとフルHDでBD(ブルーレイ)、SDがDVDレベルです。
コンテンツによってはすべての画質が揃って対応されていない場合もあります、動画配信サービスを選ぶときに確認しておきましょう。
高画質であればあるほどきれいな絵を楽しめることは間違いなく、テレビの大画面で見るなら「フルHD画質」や「4K」が理想的ですが、画質が上がるほどデータ量が大きくなり、スマホで見る場合には大容量定額制のパケットパックなどの通信料金プランを契約していない場合などにはパケット代がかさむことにもつながります。
どのデバイスで見ることが多いだろうか?と考えてみるとよいでしょう。
日常の生活スタイルの中でテレビで見るのか、パソコンで見るのか、スマホで見るのか?どの場面が多いでしょうか?対応デバイスの種類は多ければいいというものでもありません。あなたが一番よく使うであろうデバイスに対応しているかどうかをまずはチェックしましょう。
その上で画質も合わせて検討すると、よりあなたにぴったりなサービスを選ぶことができます。スマホで見ることが多いなら4Kは不要ですし、大画面テレビで見るならできるだけ高画質のコンテンツが揃っているサービスを選ぶとよいでしょう。
視聴スタイル
どんなスタイルで見ることが多いか、家族構成なども動画配信サービスの選択のポイントにもなります。代表的なものを2つあげてみましょう。
ダウンロード機能
オフライン視聴、またはオフライン再生、とも呼ばれますが、動画コンテンツをデバイスにあらかじめ丸ごとダウンロードして、インターネット回線のないところでも見ることができる機能です。
動画配信サービスを外出先や移動中、旅先でも楽しみたいといった場合に大活躍しますが、対応していないサービスもあります。
スマホ・タブレットのモバイル回線(4G/LTE)でデータ量の多い動画コンテンツをしょっちゅう見ていると、あっという間に通信速度制限に引っかかってしま、アニメのキャラクターの動きもカクカクしてしまい、ちっとも楽しめません。
ダウンロード機能があれば、家にいる間にWi-Fi環境であらかじめに動画をダウンロードしておくことで、データ通信量を気にせずにオフラインで見ることができます。
スマホの通信料が気になる、今でも月末の速度制限にしょっちゅう引っかかる、という方には大切なポイントになりますね。
同時視聴
家族はみんな映画もアニメもドラマも好きだけど、趣味はバラバラでみたいコンテンツは微妙違う、だけどアカウントは共有しておトクに動画を楽しみたい。そんな方には重要なポイントになります。
1つのアカウントで複数のデバイスから同時に見ることができれば、お父さんはリビングの大画面テレビでアベンジャーズの派手なアクションを楽しみ、お母さんはダイニングでタブレットで韓流ドラマに浸り、お姉ちゃんは自室のベッドで声優イベントをスマホで楽しむ、同時にこれが可能になります。
家族みんなが好きなコンテンツを好きな時に楽しむことができ、昭和の時代のような”チャンネル戦争”とは無縁ですね。
オリジナルコンテンツ・独占配信コンテンツやその他特典
オリジナルコンテンツ・独占配信コンテンツ
動画配信サービスによって、ここでしか見られない「オリジナル・独占配信コンテンツ」を配信しています。
オリジナル・独占配信コンテンツとは、自社で独自に製作した作品や、他社作品でもこれを独占配信しているもので、他の動画配信サービスだけでなく、地上波テレビやレンタルDVDでも見ることができないので、その動画配信サービスを選ぶひとつの大きな理由になります。
一例を挙げると、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの全てをいつでも見ることができるのはFOD(フジテレビオンデマンド)だけです。というのもこの作品、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」の人気シリーズなので自社コンテンツというわけです。
たいていの動画配信サービスでは作品を検索できますし、オリジナル作品・独占配信コンテンツは特集などが組まれていたりするので、登録前にどんな作品があるのかチェックすることをおすすめします。
その他特典
動画配信サービスは映画、ドラマ、アニメなどが見放題というのがメインのサービス内容ですが、料金内でいろいろな「特典」がついている場合もあります。
例えば、一定数の雑誌や漫画のコミックスが読み放題、映画チケット割引、毎月◯◯円分のポイントがつく、など生活と視聴スタイルによってはとてもお得になります。普段毎月買っているファッション誌や週刊誌などが定額料金で読み放題になれば、そちらの出費分を回してもお釣りがくることもあるし、何より雑誌を持ち運びしなくて済むし、家の中もすっきりしますね。
動画配信サービスによって特典は様々なので、確認してみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?ポイントをおさらいしてみましょう。
- 見放題で”自分がみたい”コンテンツがたくさんあるか?
- 料金はいくら? 月額のみか、追加料金はかかるのか? 支払い方法は?
- 画質はきれいか? 対応デバイスの種類は?
- 視聴スタイルは自分に合っているか?ダウンロードできる?同時視聴は可能?
- 他に特典はあるか?独占配信やオリジナルコンテンツ、ポイント付与や雑誌読み放題など
この5つのポイントだけ押さえておけば、きっとあなたにぴったりの動画配信サービスが見つかります。
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